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9月3日〜9月8日 小野画廊(銀座) 9月17日〜9月22日 ギャラリー代々木 巡回個展開催
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笹本智子《MOCO》
2008.12.22 Monday
定期賃貸特約
先日、不動産屋から、アトリエの更新手続きの知らせがあり。
それと一緒に、事務所移転のお知らせも。 今まで、店舗を構えていた不動産屋が、マンションの一室になっていて。 不況 不況と言われている余波が、そこここに見てとれて。 事務所の移転に関しては、特に触れず…。 さて。 アトリエの更新手続き。 僕の城は、歩き回って探しまくった結果、「あと何年か後に取り壊します。最長で8年です。それでも良ければどうぞ。」という、特約付きの物件を見つけたわけで。 取り壊しが決定しているならばと、壁をハンマーでぶち壊したり。 窓を潰して壁を作ってみたり。 それなりに、作業しやすい空間にカスタムしていったんだよね〜。 そうこうしているうちにも、ご近所の噂では、「最後通告」がそろそろ下されるんじゃないか。 とか。 どうやら、オーナーと賃借人の間で揉めているらしい。 とか。 何度も、「とうとう来たか!?」というフェイントに耐えてきたのだす。 だす。 手続きに行った不動産屋から、渡された2通の書類。 1通は、更新手続き。 もう1通は、定期決定承諾書。 とうとう来ました。 我が城はあと3年の命。 ここ一帯が更地になり、みなさんの思い出の場所がなくなります。 思えば、ここをアトリエにして間もない頃、一人の淑女が訪ねてこられて。 「ここで、亡くなった主人と二人で、洋服のお直し屋さんをしていたのよ。 今も、このようなカタチで残っているのが嬉しいわ」 なんて出会いもありました。 → ← コメント
いろんな所に歴史が残っていくもんなんやね。
後3年、使い切って思いを残していって下さいな。
| ぐっさん | 2008/12/23 10:08 PM |
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